L.A. METAL

 ↓で、ちゃーるずが言ってるのは「BURRN!」誌。1984年(だったと思う)創刊の老舗のHEAVY METAL専門誌である。そのBURRN!の7月号から特別連載されているのが「L.A. METALの真実」だ。これがメチャクチャ面白い。ちなみにL.A. METALとは、1980年代にLos Angelesで巻き起こったHEAVY METALムーブメントのこと。語るとヒジョーに長くなるので割愛するが、要するに俺の原点はココにある。当時のバンドの連中がインタビューを受けているんだけど、みんな言いたい事言ってるわ(笑)。
 当時売れていったのは、まずVAN HALENが売れて、QUIET RIOTのMETAL HELTHが(HR系では初の)全米No.1を獲得すると、MOTLEY CRUE、RATT、DOKKEN、KEEL、W.A.S.P.、BLACK’N BLUE、ROUGH CUTT、STRYPER等々が次々とレコード会社と契約。この辺りは80年代前半。後半になると、GUNS’N ROSES、L.A.GUNS、POISON、FASTER PUSSYCAT、LION、PRETTY BOY FLOYDが出てきた(自分で書いててなんだけど、懐かしい名前がいっぱい!そういえば、LIONはLAのROXYで観たぞ、BJヒロも観てた・笑)。ちなみに、METALLICAやMEGADETHもLAのクラブシーンから出てきたんですよ。あと、よく勘違いされるのが、AEROSMITH(BOSTON)、BON JOVI(NEW JERSEY)、TWISTED SISTER(NEW YORK)はLAではありません。
 で、誰がしゃべっているかというと、WARREN DeMARTINI、GEORGE LYINCH、CARLOS CAVAZO、RON KEEL、TRACCI GUNS、STEPHEN PEARCY、TOMMY THAYER、DON DOKKEN、CHRIS HAGER、MICHAEL SWEET、CHRIS HOLMES、MICHAEL ANTHONY、MARC FERRARI等々(誰がどのバンドだか分かる?)
 読んでいると、RATTやROUGH CUTのメンバーの出入りとか(当時のRATTには本当に色々なメンバーがいた。ある程度は知ってたけど、ビックリするくらい)、GUNS’N ROSESとL.A.GUNSの関係とか、DOKKENの真実、KEELの復活に至るまでの経緯。STRYPERはもともと、他のLAのバンドの連中と同様メチャクチャやってた事(とても、クリスチャン・バンドとは思えない)。
 面白いでしょ(って、俺だけか・・・)。
 なんか、マニアックな話で申し訳ない。そういえば、先日、BJヒロに「なんで、そんなに最近の(HM)情報を知ってるんだよ!」とつっこまれた事があったが、毎月BURRN!を読んでるからです。多分、創刊号から全部持ってるハズ。まあまあ、これからもROCKです。