オグリキャップ

 芦毛の怪物オグリキャップが死んだ。考えてみれば、この馬がいなければ俺は競馬を始めてなかっただろう。今思えば、マイルCSジャパンCの連闘を含む秋6戦なんてヒドイ使われ方もしてたけど(サラブレッドは経済動物なんだなーと思った次第)、それでも、結果を出してたから凄いよね。間違いなく、第2次競馬ブームの立役者だよ。血統的にも?の馬が中央のエリート馬をバッタッバッタと差し切る。雑草魂というかなんというか、こういうの日本人大好きだしね。当時の日本はバブル絶頂期。それも合いまって競馬ブームになったんだろう。そして、当時のJRAの作戦で、競馬場は鉄火場から健全なギャンブル場へ。ぎばちゃんと賀来千賀子のCMが印象に残ってるなー。
 また、この馬がいたからこそ、ライデンリーダーや、コスモバルクのように、地方在籍のままクラシックを含む中央G1レース出走できるようになったり、クラシック追加登録制度が設けられたのだろう。それを考えると凄い馬だったよ。笠松競馬場もイッキに全国区にしたし。
 当時の2400Mの世界レコード2.22.2(JC、2着)や、奇跡の復活と言われた引退レース有馬記念、思い出のレースはいっぱいあるね。(合掌)
写真はパクリ